非認知力=テストで測れない力
コミュニケーション力や主体性、忍耐力など数値で測ることが難しい能力を「非認知能力」と呼んでいます。反対に、計算力や語彙力といった学力テストなどで測れる能力のことは「認知能力」と呼ばれています。
非認知能力には、次のようなものがあります。
- 自己肯定感
- 自制心
- 協調性
- 自尊心
- 主体性
- 好奇心
- コミュニケーション力
- 問題解決力
非認知能力はなぜ重要なのか?
子どもたちが生きるこれからの社会は、これまで以上に答えや前例のない課題に直面する社会になると言われています。これからの社会を生きる子どもたちにとって、他者と協力しながら粘り強く課題を解決していく力が特に必要になってくるわけです。その中で、コミュニケーション力や主体性、問題解決力といった非認知能力が注目されるようになりました。
そして、認知能力と非認知能力は切り離されているものではなく、相互に作用し合うものです。人間力の土台になる非認知能力が育っていてこそ、自分の知識(認知能力)を最大限に活かせることができます。
つまり、認知能力と非認知能力、同時に育てていくことがとても重要なんです。
土台づくりのゴールデンタイム
非認知能力は小学校高学年ぐらいまでに土台ができると言われています。特に、多くのことを柔軟に吸収する幼児期は、非認知能力を身につけるために効果的な時期です。
幼児期から高学年までの間に、非認知能力を身につけるための環境をできるだけたくさん作っていきたいですね。
wapでは、非認知能力を身につけるために、ボードゲームや思考力育成ワーク、体験活動などを通常授業とは別に取り入れています。